本記事ではユーカーパックで売却キャンセルはできる?という疑問にお答えしていきます。
一般的な車買取の一括査定サービスとは違い、オークション形式のユーカーパックは、電話連絡も1回のみ、査定も1回のみ、業者との面倒な交渉が不要というユニークな点が大変好評です。
そのユーパックのキャンセルの可否や、キャンセルした場合に違約金が発生するのかについてご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
ユーカーパックの車査定は原則キャンセル不可、しかし・・・
キャンセルに関する公式サイトのQ&Aを見てみましょう。
出品のキャンセルは不可
公式サイトのQ&Aでは、出品のキャンセルについて“出品をキャンセルすることはできません。出品から約5日経過すると自動的に出品が終了します”と明記されています。
一度出品してしまうと出品自体をキャンセルすることはできません。
ですが出品が終了した後であれば再出品するかしないかを選ぶことができます。
売却承認後のキャンセルは不可
公式サイトのQ&Aでは売却承認後のキャンセルに関しても“売却承認後のキャンセルはお受けしておりません”と明記されています。
一度売却を承認してしまった場合はキャンセルは不可ということですが、裏を返せば売却を承認しなければキャンセルするチャンスがあるといえます。
ユーカーパックでキャンセルが可能な場合
ではどんな場合なら違約金がかからずにキャンセルできるのでしょうか?
違約金がかからずキャンセルできる場合について詳しく見ていきましょう。
ユーカーパックのキャンセル可否を整理
時期 | キャンセルの可否 |
出品前(査定・手続き中) | OK |
出品後 | NG |
※但し、出品後にご自身で決めた売切価格(最低希望価格)に届かなかった場合、売買取引は不成立となり終了します。この場合は再出品が可能です。再出品しない場合は車は手元に戻ります。
出品前(申込後査定までの期間)
まず、1つ目は、ユーカーパックに申し込んだものの、査定を受ける前にキャンセルを申し出た場合です。
この場合はまだ正式に出品されていませんのでキャンセルが可能です。
ただし査定を依頼することになっている業者には、自分で連絡を取って査定・出品手続きをキャンセルする旨を伝える必要があります。
入札価格が「売切価格(最低希望価格)」に届かず、売却を承認せずに出品が終了した場合
2つ目は入札価格が「売切価格(最低希望価格)」に届かず、売却を承認せずに出品が終了した場合です。
ユーカーパックでは出品にあたり、「売切価格(最低希望価格)」を設定します。
入札額がこの金額を超えると自動的に売却承認となり、売却が成立することになりますが、入札額がこの金額に満たなかった場合、出品者が入札価格での売却を承認するかどうかを決めることができます。
入札期間(1日)と承認期間(2日)を含め最大3日間のうちに売却を承認するかしないかを判断し、承認すれば売却が成立、承認しなければ売却不成立となり出品が終了します。
この場合、再出品が可能ですが、再出品を希望しなければここで終わりとなり、実質キャンセルが可能となります。
ユーカーパックでキャンセルすると違約金が発生するケース
入札価格が「売切価格(最低希望価格)」を超えた場合
ユーカーパックでは、出品時に「その価格以上なら売却してもよい」という価格を「売切価格(最低希望価格)」として設定します。
そして業者による入札価格がその金額を上回れば、必ず売却しなければなりません。
つまり入札価格が「売切価格(最低希望価格)」を超えた場合には自動的に落札(売却承認)ということになるわけです。
この場合、「売却承認後のキャンセルは不可」という規定によりキャンセルはできません。
それでもどうしてもキャンセルする場合は、違約金(10万円)が発生します。違約金を支払えばキャンセルが可能です。
入札価格での売却を承認した場合
また、入札価格が「売切価格(最低希望価格)」に満たなかった場合でも、いったん売却を承認してしまった場合は「売却承認後のキャンセルは不可」という規定によりキャンセルができなくなります。
但し、例外もあります。
本来できないキャンセルですが、どうしてもキャンセルをしたい場合は、違約金を支払えばキャンセルが可能です。
違約金は10万円
ユーカーパックの「利用規約」にはキャンセル時の違約金について“本取引成立後の販売者および購入者の責による本取引の中止:10万円”と明記されています。
キャンセルによる違約金をとられないための注意点
では無理なキャンセルにより違約金をとられないためには、どういった点に注意すればいいのでしょうか?
「売切価格(最低希望価格)」の決定は慎重に
入札価格が「売切価格(最低希望価格)」を上回ってしまうと、キャンセルには違約金が発生しますので、価格設定には十分注意が必要です。
売却を急いで価格を低く設定してしまうと、あとで後悔することにもなりかねませんし、あまり高く設定してしまうと業者側に「本当に売る気があるのだろうか」と疑われかねません。
買取相場価格や査定額を参考にして、納得のいく、無理のない価格設定をしましょう。
売却承認は十分納得してから
入札価格が「売切価格(最低希望価格)」に満たない場合、その価格での売却を承認するかしないかについては出品者が判断することができます。
一度承認してしまうとキャンセルには違約金がかかってしまいますので、納得のいかない場合は安易に承認しないようにしましょう。
その出品が終了してしまっても、また再出品することが可能ですので、あせる必要はありません。
最大60日間の出品期間を最大限利用する
ユーカーパックでは出品したのち約5日間で自動に出品が終了しますが、最大で約60日間の出品が可能となっています。
一度の出品で満足のいく入札価格が得られなかった場合でも、期限内であれば何度も出品することができますので、売却を急がずじっくりと取り組みましょう。
他の一括査定と併用して査定相場を知っておく
ユーカーパックを利用する前に、他の一括査定サービスを利用して査定相場を知っておくことも重要なポイントです。
事前に査定相場を知っておくことで、売切価格(最低希望価格)を設定しやすくなります。
結果的にそれは、相場より安く売却してしまうリスクを軽減できます。
繰り返しますが、車を高く売りたい場合は、事前に売却見積りを他社で取得しておきましょう!
これだけは押さえておきたい!おすすめできる車一括査定サービス3選
ナビクル車査定
ナビクル車査定は、利用者数80万人以上と圧倒的なシェアを誇る人気ナンバーワンの一括査定サービスです。
かんたん査定ガイドは、JADRI(日本自動車流通研究所)に加盟している選りすぐりの優良店のみを厳選していることが最大の強みです。高額査定の期待度がかなり高く安心して依頼できることが人気の秘密です。
>>ナビクル車査定
楽天オート
楽天オートは、日本最大級のインターネット通販サイトの楽天が運営する一括査定です。
楽天オートが多走行車・過走行車の高額買取に強い理由は、依頼者のエリアや車の条件に合わせて対応可能な複数社に査定依頼ができるからです。つまり、自分の車に最適な買取業者のみを集めて競わせることができます。
ユーカーパック
ユーカーパックは最大2,000社の買取業者が入札する新しいシステムです。
一括査定に加えて最近人気が高まっている新しい車売却方法のオークションサービスを利用すると車を高く売れる確率がさらにアップします。
お勧めは、依頼した車を全国の車買取店でオークションにかけ、一度の査定で最大2,000社が入札する「ユーカーパック」です。
オークションサービスは一括査定と異なるシステムで、ユーカーパックで35万円高く売れているケースもあります!車の高額売却には押さえておきたいサービスです。
ユーカーパックは今までにないオークション形式のシステムを採用していますので、従来の一括査定とは異なる強みを持っています。最後にお試しで申し込むことをおすすめします。
>>ユーカーパック
一括査定を利用すると最高額を引き出せる可能性を飛躍的にアップできることはもちろん、愛車の相場がすぐに分かるため、自分の車はどれくらいの値段が妥当なのかを把握するためにも便利です。
注意!その他違約金が発生する場合
ここまではキャンセルに関して違約金が発生するケースを見てきましたが、ユーカーパックの公式サイトによると、その他にも違約金が発生するケースがあるようです。
こちらもしっかりチェックして、思わぬところで違約金をとられないよう注意しておきましょう。
ユーカーパックを利用する上で注意すべき違約金の種類
ケース | 違約金 |
落札後のキャンセル | 10万円 |
必要書類の提出が遅れた場合 | 5万円 |
車両の引き渡しが遅れた場合 | 5万円 以降7日ごとに1万円 |
利用規約を違反した場合 | 5万円 |
自動車税納付書の送付が遅れた場合 | 5万円 |
必要書類の提出が遅れた場合:5万円
必要書類の提出が遅れた場合、違約金5万円を請求されることがあります。
必要書類に関してはユーカーパックでの出品前にあらかじめチェックをしておき、しっかり準備をしておくとよいでしょう。
車両の引き渡しが遅れた場合:5万円 以降7日ごとに1万円
車両の引き渡しが遅れた場合も、違約金を請求されることがあります。
故意に手続きを引き延ばしているととられないよう、車両の引き渡しはスムーズに行いましょう。
利用規約を違反した場合:5万円
ユーカーパックを通さずに買取を希望する業者に直接連絡を取った場合など、利用規約を違反した場合には違約金5万円が請求されます。
自動車税納付書の送付が遅れた場合:5万円
売却しようとする車の自動車税納付書の送付が遅れた場合にも、違約金5万円を請求される場合があります。
自動車税納付書がなければ売却手続きを完了することができませんので、出品する前にあらかじめしっかりと準備しておきましょう。