今回はジムニーをより高く売るためのポイントや注意点についてご紹介します。
2018年、実に20年越しのフルモデルチェンジを終えたスズキのジムニーは、国内で唯一ともいえる本格オフロード四輪駆動車として根強い人気です。
リセールバリューも驚くほど高いのですが、大切な愛車を手放すのなら、一般的な買取額では満足できない方も多いでしょう。
高額買取に必要な3大要素を解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。
ジムニーの買取相場!年式が古くても高く売れる可能性あり
ジムニー(ランドベンチャー、2018年式のみXC)の買取相場
年式 | 買取相場 |
2018年式 | 111.9万円 |
2014年式 | 90万円 |
2012年式 | 78.8万円 |
2010年式 | 56.9万円 |
2009年式 | 51.6万円 |
出典:ナビクル
上記がジムニーの買取相場になります。10年前のモデルでさえ50万以上の買取額が付く、この点を見ただけでもジムニーの人気の高さがよくわかります。
買取額の下落も緩やかである点も大きな特徴といえるでしょう。
またデータとしては残っていはいませんが、初代モデルで100万越えの査定が出た。こんな声も聞こえてくるジムニーは、年式やモデルだけで査定額を決められない点もポイントです。
古いジムニーだから買い取ってもらえない。こんな早合点をしないよう気を付けてくださいね。
ジムニーを高額買取してもらう3大要素!
ここからはジムニーを高額で買い取ってもらえる理由の一つ、ジムニー自体の魅力について見ていきましょう。紹介したグレードやオプションがついているようなら、思わぬ高額査定も期待ができますよ。
特別仕様車ならほぼ確実に高額査定が期待できる
ジムニーにもいくつかのグレードが存在しますが、基本的にグレードによる査定の違いはないと考えることができます。グレードそのものの人気度が非常にばらけているため、買取店によってグレードの人気基準が大きく変わってくるのです。
買取店がある地域によっても、差が出てくるもの。したがってジムニーでほぼ確実に高額査定が期待できるグレードといえば、「特別仕様車」だといえます。
ランドベンチャー、ワイルドウインドなどももちろん査定額に期待ができますが、特別仕様車には少し及ばないといったところですね。自身が所有しているジムニーのグレードに関しても、査定に出す前に確認してみましょう。
オートマよりもマニュアル仕様車の人気が高い
アウトドアに強く、高い走破性を持つジムニー。クロスカントリー仕様であるとはいえ、やはりジムニーの醍醐味は悪路の走破だといえるでしょう。車そのもののデザインよりも、走りに関して注目度が高い車ともいえますね。
だからこそ、ジムニーの場合はオートマよりもマニュアル仕様車の人気が非常に高くなっています。昨今ではマニュアル車を見つけること自体が一苦労だったりしますよね。
しかし、一定数の方はまだまだ「マニュアルでなければ運転が楽しくない」。こんな気持ちが根強く残っているのも事実です。そして運転そのものを楽しめるジムニーのマニュアル仕様車であれば、より運転を楽しむこともできます。
マニュアル車の数が少ないことも相まって、マニュアル仕様のジムニーであれば、それだけで想定以上の高額査定を期待することができるでしょう。
純正品だけではなくカスタムパーツも高額査定に繋がる
剛性や運転性能、走破性に注目が集まるジムニーなので、オプションに関しても実用的なものが好まれます。メーカー純正ナビなどは、特に査定額プラスに大きく貢献してくれるでしょう。
ただここでポイントとなるのが、買取店での査定は純正パーツでなくとも高額査定の対象になる点です。特に大手メーカーのカスタムパーツは、買取店での査定アップに大きく関わってきます。
一つだけつけているのではなく、キットを採用している場合は特に査定額アップへの期待が高まりますよ。
ジムニーは古くても売れる?より高く売るための重要ポイント
上記まででジムニー本体の高く売れる要素について見てきました。しかし、すでに購入している車のグレードを変えることはできませんよね。
したがってここからは、ジムニーを高く売るためにここからできることを見ていきましょう。すぐにできることばかりなので、査定前にぜひチェックしてみてくださいね。
ジムニーの価値を正確に把握しておくこと
まず最初にしておくことは、自身が所有しているジムニーの価値を把握しておくことです。上記まででも紹介してきましたが、ジムニーは長く愛され続けてきた稀な車。
年式が古くなったとしても、十分に高く売ることが可能な車です。
ジムニーの価値を簡単に知るには、中古車の一括査定サービスを使うと便利です。
基本的に車に限らず中古品を売る際には、買取価格は安いものだと考えている方が多いでしょう。高く買い取ってもらえるものはヴィンテージ品くらい。
こんな風に考えていませんか?
しかし、車を売る際には購入価格自体が高めなこともあって、買取額にも期待できることが多くなっています。少なくとも、服や家電のように二束三文で買い取られてしまうことはありません。
だからこそ、中古品は安いものだという先入観を排除したうえで、きちんと愛車の価値を知っておくことが重要なのです。知らないままでは、上記で紹介したようなイメージが先行して、安い買取額を提示されても納得してしまいますよね。
これではせっかく大切に乗ってきた車でも、正当な価値を付けられないまま買い取られてしまうことに。
損をしないため、愛車の価値をきちんと計れる業者を見つけるためにも、まずはジムニーの価値について確認しておきましょう。
1社の査定で満足しない
上記で紹介したジムニーの価値をきちんと計れる業者を探す。このことにもつながるポイントとして、1社だけの査定で満足しないことも重要です。
1社だけの査定では、その業者はきちんとジムニーの価値を把握できているのかわかりません。あまり考えたくないことがですが、業者の中には売り手側をだまして底値で買い取ろうとする業者もいます。
これらの業者を避ける際に一番簡単なのが、相見積りをとる事。最低でも3~4つの業者の査定を受けましょう。こうすれば、一番高値を付けてくれた業者を選ぶこともできますよ。
では複数業者に査定をお願いするのには、どんな方法があるのでしょうか?ここでおすすめになるのが「一括査定サービス」です!
ネット上で愛車の情報を記入、後は送信するだけで簡単に複数業者に査定をお願いすることができます。自宅のパソコン、スマホから送信するだけなので、自分の脚で業者を回る必要もありません。
また、愛車の情報を記入するのも一度だけでOKととっても簡単。手軽でありながらジムニーを高く売るにはもってこいの方法です。少しでも高く売りたいと考えるのならぜひ活用してみてください。
業者間の競争意識を利用して、より高い査定額を引き出す
一括査定サービスの利点には、手軽で簡単なことの他にもまだあります。それが業者間の競争意識をあおることができる点。
愛車の情報を複数業者に送った際、実は一括査定サービスからの申し込みであることが業者側にも伝わります。自社だけが査定をしているわけではない、この点のアピールを何もしなくても伝えることができますよ。
何度か触れてきましたがジムニーはコアな人気がある車。所有している方がなかなか手放さないこともあり、中古車業界では非常に人気が高い車です。そんな人気の高い車の情報を複数社が共有している。
こうなれば自社が買い取るために、迅速な連絡はもちろん、ちょっとくらいの無理をしてでもと考えさせることができますよね。相見積りの際には、業者側に相見積りをしていることを伝えるのはセオリーです。
ただ、自分の口から伝えるのは気後れしてしまって難しい。こんな方も多いですよね。
相見積りは面倒くさい、高く買い取ってもらうためのポイントが自分にはハードルが高い。こう感じていた方こそ、一括査定サービスがおすすめだといえるでしょう。
ジムニーの高額査定を得るためのポイント!
最後はジムニーの高額査定を引き出すために、やってはいけないことや事前にできる注意点について見ていきましょう。
ここでのポイントも特別難しいことはありません。すぐにできることばかりなので、是非参考にして実践してみてください。
査定前は清掃、メンテナンスをしっかりと
ジムニーはアウトドアに強い車。だからこそ、フレーム部分も強くちょっとした傷くらいなら、査定に関してもそこまでマイナス要素になりません。
しかしやはりきれいな車の方が、査定の際にプラスのイメージを与えることができるもの。買取を検討し始めたころから、少しずつ掃除を意識してみてもいいですね。
また、外装面のちょっとした傷などは、そこまで大きな問題とはされないでしょう。しかし反対に、ジムニーの売りである高い走破性や運転の楽しさ。こういったところのメンテナンス具合は査定に大きく響きます。
したがってジムニーの査定前にはきちんとメンテナンスも行っておきましょう。無駄にお金をかける必要はありませんが、季節に即したタイヤを履かせておく。普段から定期的なオイル交換をきちんとしておくなどがおすすめです。
10万~20万km越えの過走行車でも廃車はNG!
一昔前の車なら、10万kmを超えた車は廃車にするしかない。こんなイメージがあったことと感じます。
しかし現在では10万km神話は否定されています。何よりジムニー自体が10万km、20万km程度の走行距離では全く問題がない車でもあるのです。
特に初代モデルをずった大事に乗ってきた。こんな場合は物によっては30万km越えをしていることもあるでしょう。ですが初代モデルになると、逆にプレミアがついて高額査定が期待できることもあるのです。
ジムニーは一般的な車や軽自動車とは、作りそのものが違う車だからこそ、10万kmを超えたくらいで廃車にするなんてもったいないの一言!
過走行車は高く売れない、なんて言葉に惑わされ廃車にすることは絶対にやめてくださいね。
下取りは損をするだけ!一括査定サービスを利用しよう
買取以外の車の処分方法として一般的なのは「下取り」でしょうか。
新車を購入する際には便利な下取りですが、車を高く売りたいと考えるのなら絶対におすすめできない方法でもあります。
そもそも下取りはディーラーが行うサービスであり、車を買い取ることが目的ではありません。
再販売のめどが立たない状態では。査定額を高くすることは難しいものですよね。また、他メーカーで下取りをお願いする、なんてことになればより査定額は低くなる傾向にあります。
最悪はまだ乗れる状態の愛車を廃車にされてしまう…なんてことも考えられます。せっかく大切に乗ってきた愛車、自分は手放すけれど誰かほかに乗ってもらえたら。こんな気持ちも台無しになってしまいますよね。
愛車を高く売りたい、次のオーナーに大切にしてほしい。こんな思いがあるのなら、下取りの利用は絶対にNGです!
モデルチェンジの後だからこそ、ジムニーの売り時は今!
今回は2018年に新型が出たばかりの、スズキ・ジムニーを高く売る方法を見てきました。
- ジムニーで高額査定が期待できるのは「特別仕様車」
- オートマよりマニュアル車の方が査定アップの期待が高い
- 査定の際には複数業者を利用
- 一括査定サービスなら手軽でより便利に!
- 下取りの利用は絶対におすすめできない
以上のようになりました。
コアなファンが多い車だからこそ、多少の年式の古さをものともしない査定が期待できることがわかりましたね。古いモデルであったとしても、廃車にしてしまうのはもったいない車だといえるでしょう。
ではそんなジムニーの売り時とはいつになるのでしょうか?
ジムニーは2018年にフルモデルチェンジを終えたばかりの車です。どれだけ高い人気がある車でも、やはりフルモデルチェンジの後は査定額が下がってしまうのは仕方がない事。
だからこそ、まだ高い買取額をキープできている今のうちに、買取を検討するのがベター。車に限らず中古買取の市場は、数日の違いで大きく買取額が変わってしまう不安定な市場です。
大切な愛車を高く買い取ってもらうためにも、早めの決断がおすすめですよ。
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なぜなら、買取店ごとに得意・不得意があるからです。
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