本記事では、冷却水を補充し忘れるデメリットについてご紹介します。
ご自宅で、わずか30秒で簡単にできる冷却水補充の方法も必見です!
冷却水の補充を忘れて大事故に…
冷却水を補充しなかっただけで…
ボンネットから白い煙…
レッカーされた愛車…
修理費用15万円…
自分には関係ない問題だと思っていたのに…
あなたの車に絶対に起きない、と言えますか?
冷却水の補充をしていますか?ハッとしたら要注意!
ハッとしましたか?
思い当たることがあるなら、ぜひこの先を読み進めてくださいね!
車の故障は日本のどこかで毎日起きています。
しかも、冷却水の補充し忘れが原因で。
決して大げさな表現ではありません!
もしあなたが、以下の項目に当てはまるなら要注意ですよ!
- 冷却水の補充を普段からしていない
- 冷却水の補充方法がそもそも分からない
- 冷却水不足が原因で車を故障させた経験がある
- 冷却水を入れる場所が分からない
- ボンネットの開け方が分からない
- そもそも冷却水が何なのかも分からない
あなたにお伝えしたいのは、
たかが冷却水の補充を忘れただけで
あなたの車が故障してしまうかもしれない…ということです。
でも、安心してくださいね!
しっかりと冷却水を補充していくなら、
もっと長くあなたの車を安全に乗り続けることができるのです。
車の故障を防ごう!冷却水を正しく補充することで
わずか30秒、しかも、ガソリンスタンドやカーディーラーに行かなくても
あなた自身で簡単に冷却水を補充することができるのです。
正しく冷却水が補充できていれば、快適なカーライフを送ることができます。
でも、まず知らなければならないことがありますよね。
そもそも、冷却水って何?ということです。
そもそも冷却水って何?!
エンジンを冷やす液体です。
もう、お分かりですよね。
なぜ、冷却水を補充し忘れると、車が故障するのか。
オーバーヒートする訳です。
熱くなったエンジンを冷やせくなりますから。
さらに、真冬には、冷却装置が凍りついて、
エンジントラブルにならないよう冷却水が守ってくれているのです。
では、冷却水には何が入っているの?
冷却水の成分は?
- 水
- エチレングリコール
- 防腐剤・防錆剤
冷却水の大部分は水です。
では、他の成分はどんな役割があるのでしょうか?
エチレングリコールって何?
防腐剤や防錆剤が冷却水に入っているのはなぜ?
ラジエーターを錆びさせないようにするためです!
熱くなったエンジンを冷やした後の冷却水自体も熱くなっていますよね。
その熱くなった冷却水を効率的に冷やして、
さらにエンジンを冷やすための循環させる仕組みがラジエーターなんですね。
ラジエーターも機械ですから、いつかは錆びてしまいますよね。
もし、冷却水をしっかり補充していなければ錆はあっという間に広がります。
もし、ラジエーターが錆びてしまったらどうなりますか?
エンジンを十分に冷やすことができなくなる!
つまり、オーバーヒートの原因になるわけです。
ですから、冷却水には防錆剤が入っているのです。
さらに、防腐剤も入っています。もし冷却水に防腐剤が入っていなかったら…
冷却水はあっという間に効果を失ってしまいます。
やはり、オーバーヒートや車の不具合につながるんですね。
ここまでで、いかに冷却水を補充することが大切なのか、お分かりいただけましたよね?
でも、気になることがありませんか?
あなたは違いを理解していますか?
補充するのは冷却水?LLC?それともクーラント液?
イエローハットやオートバックスなどに行くと、
ずらっと並んでいる商品に圧倒されませんか?
冷却水とかLLCとか、ラジエーター液…気になる疑問がありませんか?
- 車種によって冷却水の種類は変わるの?
- 結局どれを補充したら良いの?
では、一つずつチェックしてみましょう!
冷却水の名前が色々あるけど何が違うの?
同じです!
- 冷却水
- LLC
- クーラント液
呼び方は違いますが、すべて同じものです。
SLLC(スーパーエルエルシ―)という商品もありますよね?
確かに、SLLCも冷却水です。
正式名称は、スーパーロングライフクーラントです。
なぜ、「スーパー」という名前がついているのでしょうか?
主な違いは、寿命です。
スーパーロングライフクーラントは、4年、10万キロの耐久性があります。
新車で購入した自動車には、スーパーロングライフクーラントが入っていることが多いです。
いずれにしても、この記事では、すべての種類のクーラント液やラジエーター液を冷却水と呼ぶことにしますね。
全ての冷却水は、成分や濃度の多少の違いはありますが、
ほとんど同じ効果を期待することができます。
大切なことは、冷却水を補充すること・定期的に交換することなのです!
記事の後半で、冷却水の交換時期や交換費用をしっかりとチェックしてくださいね!
【車種によって冷却水は違うの?!】トヨタ・ホンダ・スズキ・日産…
違います!
いいですか、決して見逃さないくださいね。
冷却水の補充について、とても大切なことをお話ししますよ。
とても大切なことですから、何度も読み返して、
しっかり、思いの中に刻み込むようにしてくださいね。
忘れると、後で痛い目に…
その、超重要なポイントとは?
絶対に混ぜない!
今、新車で販売されている車には、とても優れた冷却水が入っています。
- 7年16万㎞交換不要
- 11年20万㎞交換不要
もし、イエローハットやオートバックス、近くのガソリンスタンドで安価で販売されている、汎用の冷却水を混ぜてしまったら…
錆びます!
ラジエーター液の色と車種一覧表
レッド | ブルー | グリーン | |
トヨタ | 〇 | - | - |
ホンダ | - | 〇 | - |
三菱 | - | - | 〇 |
ダイハツ | 〇 | - | - |
マツダ | - | - | 〇 |
日産 | - | 〇 | - |
スズキ | - | - | 〇 |
スバル | - | 〇 | - |
イスズ | - | - | 〇 |
ベンツ | - | - | 〇 |
BMW | - | 〇 | - |
アウディ | 〇 | - | - |
フォルクスワーゲン | - | 〇 | - |
たとえ、あなたの車の冷却水が減っていても慌てないでくださいね!
落ち着いて、あなたの車の純正の冷却水を補充するようにしてくださいね!
あなたの車に安心して長く、乗り続けることができるので、
ぜひチャレンジしてみてください!
冷却水をどうやって補充したら良いの?!
冷却水の補充方法
- ボンネットを開ける
- 冷却水が入っているラジエーターのリザーブタンクの蓋を開ける
- 冷却水を入れる
たった、3ステップだけで冷却水の補充は完了ですよ!
とっても簡単ですよね!
ボンネットを開ける方法は?
トヨタのアクアのボンネットを開ける方法を見てみましょう。
運転席の足元付近にボンネットを開けるレバーがありますよ。
車種によって、ボンネットを開けるレバーの位置は異なります。
あなたの車の取り扱い説明書などで、事前にボンネットを開ける方法をチェックしてくださいね。
冷却水のリザーブタンクの蓋を探す&開ける
エンジンが熱いまま作業をするとアツアツの冷却水が噴き出す場合があります。
冷却水を補充するタンクが見つけることができましたか?
ダイハツタントの冷却水のリザーブタンクは、ここです。
青い丸印で囲まれているのは、リザーブタンクの蓋です。
冷却水を補充する前に、リザーブタンクの蓋を上に開けてくださいね。
リザーブタンクの中には黒いホースが入っています。
リザーブタンクの蓋をずらして、スペースを作ったら、
いよいよ冷却水を入れますよ!
どうやって冷却水をリザーブタンクの中に入れるの?
簡単です!
冷却水をタンクに流し込むだけです!ペットボトルなどを使うと便利ですよ。
“F”というところまで入れるようにしてくださいね。
“フル”つまり、満タンを意味する、ラインまで冷却水を補充すれば完了です。
最後に、きちんとラジエーターのリザーブタンクの蓋を閉めてくださいね。
慣れたら30秒ほどで、しかも自宅で冷却水の補充ができることが分かりますよね!
【いつ】冷却水を補充する目安は?
冷却水が減ったら補充してくださいね!
とはいっても冷却水は、毎日補充するものではありません。
オイル交換が半年に1度のペースで勧められていますよね。
オイル交換などの定期的なメンテナンスの時に、一緒にチェックしても良いですよね。
あるいは、ちょっとした遠出をする前に、冷却水が少なくなっていないか
ボンネットを開けてチェックすると良いですよ!
小旅行やドライブも、これで安心ですね!
【何が違うの?!】冷却水補充と冷却水交換で得られる効果
【効果】冷却水補充と冷却水交換の違い
冷却水補充 | 冷却水交換 | |
エンジン冷却効果 | 維持or徐々に弱まる | ベストな状態に復活 |
ラジエーターへの効果 | 錆や酸化を止められない | 錆や酸化を終わらせる |
作業内容 | 減った分を足す |
|
体感面で、劇的な違いを経験することはまずないでしょう。
自動車のタイヤを交換した時のような感覚とは違います、冷却水を交換した後の車の状態は。
ただし、冷却水を補充しているだけでは決して得られない、
車の耐久性を得ることができます。
なぜなら、エンジンを効率的に冷却することができるからです。
遠出していて、オーバーヒートなんて怖くなくなりますよ。
結局いくらなの?冷却水の補充・交換費用
【費用】冷却水補充と冷却水交換の違い
冷却水補充 | 冷却水交換 | |
費用 | 756円×本数(1本200ml) | 5,400円~(使う量と作業工数による) |
作業時間 | 30秒~5分以内 | 1時間~ |
時期 | 前回補充から1カ月~6か月毎 | 2年間毎(新車は3年~11年) |
定期的な補充なら、756円(ガソリンスタンドなどでの1本あたりの定価)でおしまいです。
冷却水1本をラジエーターのリザーブタンクに補充するだけですから。
では、冷却水の交換時期は?!上の表にある通り、
車検ごと(2年間毎)に冷却水を交換する、とイメージしておくと良いですよ!
冷却水の交換費用は、普通車で5400円ほどです。
1日にあたりに計算すると、2年間(24か月)毎の冷却水交換なので…
7.5円/1日です。1日、10円しません!
高く感じますか?それとも、安く感じますか?
定期的なメンテナンスに、ぜひ
冷却水の補充や交換を加えるイメージをしてみてくださいね!
冷却水の補充でドライブが変わる?!
冷却水を補充しておくなら、
真夏の暑い日にオーバーヒートになる事故を防ぐことができますよね。
嬉しいことに、車も長持ちしますよね。
ラジエーターがしっかりエンジンを冷やしてくれますから。
冷却水の補充は、ドライビングに欠かせません!
1台の車を長く、安全に乗り続けていくためにも。
普段から、冷却水にちょっとした気配りをしておくだけで、
あなたが車を手放す時にも、高値で買い取ってもらえることもできるかも?!
まとめ
想像してみください。
青い空、目の前に広がる海。
ドライブに出かけてあなたはきっと、こう思うはずです。
『冷却水をちゃんと補充していて良かった!』
特別な技術や経験がなくても、
『自宅でたった30秒ほどで、冷却水の補充ができるなんて!』
楽しいドライブには、あなたや大切な人が乗る車の安全が欠かせませんよね。
あなたの手で、日ごろから冷却水をチェックしておくだけで、
安心と楽しいドライブ、カーライフが待っているのです。
後で知っていれば、こんな事故にならなかったのに…
そう言ってからでは遅いですよね。
ぜひ、あなた自身で冷却水の補充をする習慣を身に着けていってくださいね!
その先に楽しいドライブ、安全なカーライフが待っていますよ!