今回の記事では軽自動車の白ナンバーに使用期限はあるのか?について、詳しくご説明していきます。
また、白ナンバーの申込み方法や軽自動車を白ナンバーにするデメリットもご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
軽自動車の白ナンバーはナンバー変更するまで使い続けられる
軽自動車の白ナンバーを取得したいと考えた時「オリンピックやラグビーワールドカップの特別仕様ナンバーだからそれが終わったら使えなくなる?」と思い取得を悩んでいる方は全く心配する必要がありません。
軽自動車の白ナンバーはオリンピックやラグビーワールドカップが終了した後でもそのまま利用し続けることが可能です。
取得した白ナンバーを返却する、車を廃車にしたり管轄外への住所変更でナンバーを変更したりするタイミングまでは継続して使い続けることができます。
軽自動車の白ナンバーには申込みの期限がある
オリンピックやラグビーワールドカップの特別仕様ナンバーには申込み期限があります。
次に車を買い替える時に白ナンバーを取得しようと考えている方は、この申込み期限を過ぎると白ナンバーを取得できなくなる可能性がありますので注意が必要です。
ラグビーワールドカップ仕様の白ナンバーの申込期限は
『平成31年(令和元年)11月29日(金)』となっています。
またオリンピック仕様の白ナンバーの申込期限は
『平成32年(令和2年)9月30日(水)』となっています。
どうしても白ナンバーを取得したいという方はこの期限も考えながら車の買い替え時期を検討するようにしましょう。
またオリンピックやラグビーワールドカップの他に白ナンバーを取得する方法があります。
これは地方版図柄入りナンバープレート良い、各地方の名産や景色などがデザインされたナンバーになりますが、軽自動車用ナンバーは黄色い枠線が入るデザインになりますので普通車と変わらない白ナンバーとまでは言えないナンバーになります。
普通車と同じような白ナンバーが良ければ現状ではラグビーワールドカップ仕様かオリンピック仕様のものしかありません。
軽自動車の白ナンバーの申込み方法
軽自動車の白ナンバーは“図柄ナンバー申込サービス”から簡単に申込むことができます。
ウェブサイトにて必要事項を入力していけば、簡単に予約ができますので時間に余裕がある方はご自分で取得にチャレンジしてみても良いかもしれません。
以下に白ナンバー取得の簡単な流れを記載しておきます。
- “図柄ナンバー申込サービス”でナンバーの予約
- 期限日までに支払い
- ナンバーの発行(支払確認から2週間前後)
- 軽自動車検査協会にてナンバーの交付
また白ナンバー取得の際は「交換」か「希望ナンバー」かを選べるようになっています。
どちらを選択しても申込の流れには代わりはありませんが、それぞれ以下のような特徴があります。
白ナンバーの「交換」と「希望ナンバー」の違い
交換 | 希望ナンバー | |
番号 | 今の番号と同じ | 好きな番号を選ぶ |
メリット | 特になし | 気に入ったナンバーを選べる |
デメリット | 特になし |
|
このように交換でおこなう場合は全く同じナンバーなのでメリットもデメリットも特にありません。
希望ナンバーで取得する場合はあなたが気に入っていたり、こだわりがあったりするナンバーを取得できる反面、任意保険や職場などナンバーを変更したことによる手続きが増えたり、ゾロ目など番号によっては抽選があり中々取得できなかったりします。
このメリット・デメリットを踏まえた上で交換にするか希望ナンバーにするかを選ぶようにしましょう。
ちなみに新しく車を購入して白ナンバーを取得する場合は、必ず希望ナンバーを選ぶようになります。特にこだわりの番号がなくても何か番号を決めなければいけません。
また、自分で取得する時間がない、自分で取得する自信が無いという方はディーラーにお願いするのが手っ取り早くて良いかもしれません。
ナンバー代に加え手数料がかかってしますが、手間なく確実に白ナンバーを取得することができます。
軽自動車を白ナンバーにするデメリットは、字光ナンバーを利用できないこと
ナンバーの数字が発光するタイプのものを字光ナンバーといいます。
お車をお洒落にドレスアップする際などかかせないアイテムの1つですが、軽自動車で取得できる白ナンバーには字光ナンバーがありません。
通常の黄色いナンバーであれば字光ナンバーはありますので、どうしても字光ナンバーにしたいという方は白ナンバーを諦めなければいけません。
軽自動車の白ナンバーに関してよくあるご質問
軽自動車の白ナンバーは人気になってきたとはいえ、まだまだ新しいサービスでありよくわからないことも多いです。
そこでここでは、軽自動車の白ナンバーに関してよくあるご質問にご回答する形で疑問や不安な点を解決していきます。
高速道路で普通車と間違われたりしない?
一般的に高速道路や有料道路は普通車よりも軽自動車の方が安い料金で通行できるようになっています。
もし白ナンバーだったことで普通車と間違われて高い料金を支払わされたら、と心配する方も多いでしょう。
これに関しては基本的には間違われることはありません。
特にETC車載器を付けてETCレーンを通る場合などは、機械に情報が登録してあるためナンバーの色に関わらず必ず軽自動車の料金で通過できるようになっています。
ただし有人の料金所では普通車と間違われるケースが少なからず存在します。
これは係員がナンバーの色で軽自動車かどうか判断しているためたまに起こってしまうものなので、有人の料金所を通る場合は料金をしっかりとチェックしておく必要がありそうです。
仮に間違われたとしても、その場で車検証を提示するなど軽自動車であることを証明すれば軽自動車の料金に訂正してくれますので安心してください。
白ナンバーだと軽自動車でも税金が高くなる?
白ナンバーは普通車と同じ色のナンバーなので、軽自動車であっても税金が高くなると思っている方も中にはいるようです。
これに関しては全く心配する必要はなく、白ナンバーにしても税金が上がることはありません。
ただし、軽自動車の白ナンバーのプレート代は黄色ナンバーに比べると少し高くなっています。
地域によって少し差はありますが黄色ナンバーのプレート代は1,500円前後なのに対し白ナンバーのプレート代は7,000~9,000円前後となっており、プレート代のみ費用の差が発生します。
軽自動車の白ナンバーの使用期限や申請方法についてのまとめ
今回は軽自動車の白ナンバーについて、いつまで使えるのか使用期限の説明から白ナンバーのデメリットまでを説明してきました。
- 軽自動車の白ナンバーに使用期限はない
- 軽自動車の白ナンバーには申込み期限がある
- 軽自動車の白ナンバー取得は個人でもできる
- 軽自動車の白ナンバーにはデメリットもあるがメリットも大きい
軽自動車の白ナンバーは一度取得してしまえば、ナンバーを返却するまで継続して使用することができます。
また現在取得できるラグビーワールドカップやオリンピック仕様の白ナンバーには申込み期限があり、期限を過ぎると申し込むことができなくなります。
現状ではラグビーワールドカップやオリンピックの次に軽自動車で白ナンバーを取得できるイベントや企画は発表されていませんので、この機会を逃すと白ナンバーの取得ができなくなる可能性もあります。
多少のデメリットはありますが、軽自動車に白ナンバーを付ければ普通車と遜色ない見た目になり満足度は高いと思われますので、この機会に白ナンバーを取得してみてはいかがでしょうか。