本記事では、ドライブシャフトの異音を放置するとどうなるかをご紹介します。
あわせて、原因や対処法についてもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
ドライブシャフトとは
ドライブシャフトとは、エンジンの動力を車輪に伝えるために用いられる回転軸です。
デフ(ディファレンシャルギア)とタイヤを繋ぐように設けられています。
そんな大切な役割を担うドライブシャフトですが、見えにくいところにあるため、普段はなかなか目にしないパーツです。
このドライブシャフトが、歪む・折れるなどすると走行に支障が出たり、最悪の場合走行不能に陥ってしまうのです。
プロペラシャフトとの違い
混同しやすいパーツとして、プロペラシャフトと呼ばれるものがあります。
プロペラシャフトは、エンジンから離れている車輪に駆動力を伝える為に必要で、FRや4WDで使用される部品です。
ドライブシャフト同様にエンジンの動力を車輪に伝えるために重要な役割を担っていますが、ミッションからデフ(ディファレンシャルギア)を繋ぐのがプロペラシャフトです。
すなわち、ドライブシャフトは駆動方式に関わらず設けられており、プロペラシャフトとドライブシャフトが両方ある車両もあるということです。
ドライブシャフトの異音放置は被害拡大を招く
ドライブシャフトの異音は、気付いた段階ですぐ処置を行うことで大きな修理費用を避けられます。
ドライブシャフトから変な音がすると思ったら「そんなに大きな音じゃないし大丈夫」「忙しいから時間の余裕のある時に…」という考えは捨てて下さい。
例えば、ドライブシャフトのブーツが破れてグリスが流れてしまったことが原因であれば、グリスの補填とブーツの交換だけで済む場合もあります。
初期段階であれば作業の時間もお金も少なくて済むのに、放置したことが原因でベアリングがダメになってしまい交換を必要となります。
車体との接触であれば、「ぶつかっている音がする=都度金属を折り曲げる力が加わっている」と思ってください。
歪みや損傷が起こる前に接触しないように調整することで部品交換をしなくても済む場合があります。
すなわち、ドライブシャフトの異音を放置すると、修理の規模が大きくなり費用もかさむのです。
ドライブシャフト異音の原因
ひとことでドライブシャフトの異音といっても様々な音の種類があり、原因もそれぞれ違ってきます。
一般的によくある代表的な例をご紹介します。
ドライブシャフトブーツの破れ
一般的な車両で一番多いのが、このドライブシャフトブーツの破れから来るものです。
シャフトブーツはゴムでできており、年式による劣化や無理な力が加わることにより亀裂が生じます。
年次点検や車検の度には、チェック項目となっていますが検査員が「次の車検までは大丈夫」と判断しても使用環境により破れてしまうこともあります。
シャフトブーツの役割は、中にあるベアリングと呼ばれる、人間でいう関節のようなものを守ることです。
ベアリングは金属同士で出来ており、摩耗を防ぐためたっぷりとグリスが入っています。また、砂利など外からの異物の侵入も防ぎます。
このドライブシャフトブーツが破れてしまうと、グリス切れをおこして金属が摩耗したり、砂利などの異物が入り込み金属を削ることになります。
「ゴリゴリゴリゴリ」「ゴロゴロゴロゴロ」「ゴーーー」という音が多いです。
衝撃で折れた場合
大きな段差など降りる・落ちるなどしたと同時にひどい音がした場合はドライブシャフトが折れている可能性があります。
片側だけの損傷であれば多少動けるため、路肩など安全な場所へ移動しましょう。また、そのまま走行できる状態ではありませんので、絶対にやめましょう。
ローダウン・キャンバー角によるもの
通常ドライブシャフトは段差やステアリングを切った時の可動範囲に空間が設けられています。
ローダウンやキャンバー角をつけているとその空間がなくなり、車体との接触やドン突きと起こすことがあります。
ドライブシャフトブーツが破けた時よりも、大きく激しい異音の場合が多いでしょう。
通常は「ゴンッ」という単発的な音が多いですが、ひどい場合は「ゴゴゴゴ」と慢性的な音の場合もあります。
ドライブシャフト異音の対策
やはり、重要な部品であり修理費をあまり掛けないためにも、異音が出る前に対策したいですよね。
定期点検に出す
ドライブシャフトは、ジャッキアップした状態でなければしっかりと確認できないため、定期点検に出した際に見てもらうのが一番手っ取り早いです。
自分で確かめる
自分でジャッキアップしてブーツの蛇腹部分や固定部に穴や亀裂がないかを確認するのも有効です。
手間がかかることや、ジャッキやリジットラックなど道具が必要なため、普段から自分でメンテナンスをする人でなければあまりおすすめできません。
ローダウン・キャンバーを付ける場合
足回りのセッティングを変更した場合、都度走行して確認することが大切です。
無理なセッティングを避けることや、ギリギリまで攻めたい場合は加工や部品の交換が必要なため、チューニングショップに相談するのが良いでしょう。
ドライブシャフト異音の対処法
異音が起きてしまった場合の対処法は、早い段階で修理に出すことです。
素人では異音の原因をしっかりと把握し対処することが難しいため、プロに任せるのが被害の拡大を抑えるのに一番有効です。
そのまま放置するのはやめましょう。
ドライブシャフト交換の目安
一般的に工賃も含め3万円~5万円程度(片側のみ)、所要時間は1~2時間程度の業者が多いようです。
両方交換になると倍の費用が掛かるため、決して安い金額ではありません。
ドライブシャフトが寿命を迎える場合、「年式が古い・過走行・使用環境が悪い」などに当てはまることも多いと思います。
今回、片側だけの交換修理でも、反対側が同様に修理になる可能性も高いため、乗り換えもおすすめです。
ドライブシャフトの異音があっても売却できる
ドライブシャフトに異音があったり、折れている場合でも売却することが可能です。あわせて年式が古い・過走行という場合でも大丈夫。
下取りに出してしまうと廃車費用を請求されてしまう状態でも、買取業者を利用することでお金に換えることが可能です。
ドライブシャフトの異音を放置するとどうなる?原因や対処法まとめ
エンジンの動力を車輪に伝えるために用いられるドライブシャフトですが、異音には様々な種類があり、原因もそれぞれ違ってきます。
一般的な車両で一番多いドライブシャフトブーツの破れや、ローダウン・キャンバー角をつけることによるものなど原因によって音の激しさも異なります。
ドライブシャフトは音の大きさや激しさでこれは放置しても良い・ダメということはありません。
ドライブシャフトに異音がしている時点で、一大事です。早急な修理を要するため放置は絶対にやめましょう。
ドライブシャフトが寿命を迎える場合、「年式が古い・過走行・使用環境が悪い」などに当てはまることも多いと思います。
今回、片側だけの交換修理でも、反対側が同様に修理になる可能性も高いため、乗り換えもおすすめです。
ドライブシャフトに異音があったり、折れている場合でも売却することが可能です。あわせて年式が古い・過走行という場合でも大丈夫。
下取りに出してしまうと廃車費用を請求されてしまう状態でも、買取業者を利用することでお金に換えることが可能ですので、上手に活用しましょう。
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