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【車の選び方】車種ごとの特徴を知ろう!

本記事では後悔しないための車の選び方を、車種ごとの特徴とともにご紹介しています。

また家族向けの車種や女性向けの車種、快適な走行が楽しめる車について、それぞれメリット・デメリットを交えて解説していきます。

ぜひ最後までお読みください。

家族向けの車種

ミニバン(1BOX)

代表的な車種
  • アルファード(トヨタ)
  • セレナ(日産)
  • ストリーム(ホンダ)
メリット デメリット
  • 3列シートで乗車人数が多い(6~8人)
  • スライドドアの車種が多く安全性が高い
  • 室内・足元のスペースが広い
  • 大きな荷物などを乗せる事も可能
  • ボディが大きいため取り回しが悪い
  • 重心が高い事から車体のふらつきが大きい
  • 車体が大きいので燃費が悪い
  • 車体価格が高価なものが多い

ミニバン最大の魅力は、何と言っても室内空間の広さです。

3列シートで最大の乗車人数は8人。後部座席も倒す事もできるので、任意でスペースを作り出す事も可能です。そのスペースを使って大きな荷物を乗せたり、アウトドアでの用途にも期待できます。

ほとんどの車がスライドドアを採用しているため、荷物の出し入れだけではなく、子供の怪我防止にも役立つのは嬉しいですよね。

しかし、車長が長く走行安定性も低いので運転に慣れるまで注意が必要です。燃費の点でも、他の車種に比べると悪いので購入後は経済的に負担が大きくなる事もあります。

ステーションワゴン

代表的な車種
  • カローラフィールダー(トヨタ)
  • フィットシャトル(ホンダ)
  • レヴォーグ(スバル)
メリット デメリット
  • 荷物を沢山乗せる事が可能
  • 燃費がミニバンに比べて良い
  • 快適な走りを楽しめる
  • 車体剛性が弱くなりやすい
  • 好き嫌いが分かれる

ステーションワゴンとは、後述するセダンタイプから派生したものとなります。フロント部分がセダンで、そのまま天井を後方へと伸ばし、トランクルームをくっつけたようになってる車種です。

そのため、セダンベースでありながらトランクルーム(荷室)が後席のすぐ後ろにあるので、多少の違和感があるかもしれません。セダンの走りやすさはそのままに、乗せれる荷物量を増やした実用性の高いセダンといった感じでしょうか。

そんなステーションワゴンには、高い走行性能を持っている『スポーツタイプ』と、乗りやすさに重点を置いた『実用性タイプ』の2種類があります。

運転の面では非常に高い性能を持っており、ファミリー層にも人気がある車種ですが、その構造上、車体剛性は弱くなる傾向にあります。

車体のデザインが特徴的で、セダンなのかミニバンなのか中途半端な部分もある事から好き嫌いがハッキリ分かれる車種です。

女性でも安心して乗れる車種

軽自動車

代表的な車種
  • アルト(スズキ)
  • Nボックス(ホンダ)
  • タント(ダイハツ)
メリット デメリット
  • 維持費が安いので経済的
  • 取り回しが良く、使い勝手が良い
  • ラインナップが豊富
  • 車体が軽いので低燃費
  • 車体価格が安い
  • 乗車人数が最大で4人
  • パワーが低いので加速力不足
  • 車体剛性が弱く安全性に不安
  • 運転していて疲労が溜まりやすい

軽自動車は、全車種の中でも40%~50%を占める普及率の高い車種です。日本で走る車の半分が軽自動車なので、その人気が分かると思います。

そんな軽自動車の最大の魅力は、車両価格と維持費の安さでしょう。軽自動車は規格の制限があるため、どの車種と比べても小さく排気量も少ないです。

そのため車体価格も安く設定されてる事が多く、手頃な値段で購入する事ができます。初めて車を購入する人が軽自動車を選ぶのは、こういった理由があるからですね。

自動車税も他の車種であれば最低でも29,500円しますが、軽自動車であれば10,800円と約3分の1で済みます。他の重量税や車検、任意保険なども安くなっているので、1年単位で考えると結構な差が出てくるのです。

デメリットに挙げている項目の内、問題となっていたパワー不足や安全性も近年の軽自動車には『ターボ搭載』や『自動ブレーキ』の実装で各段に向上しています。室内空間も昔とは比べ物にならないくらい広くなっており、老若男女問わず人気の車種です。

因みに、軽自動車の中にも多くの種類に分かれています。
  • 全高が1600mm以上の『ハイトワゴン』
  • 全高が17000mm以上の『スーパーハイトワゴン』
  • 全高が1800mm以上の『エクストラハイトワゴン』
  • 背の低いハッチバックタイプの『セダン』
  • スポーツカータイプの『スペシャリティ』
  • SUV風の『SUVクロスオーバーモデル』

などです。

その中でも一番人気なのがスーパーハイトワゴンになってます。

コンパクトカー

代表的な車種
  • フィット(ホンダ)
  • ラクティス(トヨタ)
  • ソリオ(スズキ)
メリット デメリット
  • 小型車なので経済的
  • 取り回しが良く、運転しやすい
  • ラインナップが豊富
  • 燃費が良い
  • 乗車人数が最大で5人
  • 室内空間は狭い
  • 荷物も多く乗せる事が出来ない
  • 軽自動車ほどではないがパワーが低い

コンパクトカーは、排気量こそ軽自動車の約2倍の1300cc~1500ccですが、他の車種と比べると小さく小型車に分類されます。

小型なので軽自動車と同様に小回りが利きやすく非常に運転しやすいので女性や母親にも人気です。燃費の良さに特化した車種が多いので非常に経済的なのも特徴になります。

軽自動車との大きな違いは乗車人数で、コンパクトカーでは最大で5人まで乗る事が可能です。4人乗りというデメリットを考えてコンパクトカーにする人も大勢います。

ただし、車種によっては室内空間が狭かったり、運転での疲労感が軽自動車よりも大きいと感じるものもあります。荷物もそれほど多く積めません。

最近では空間効率に優れていて室内空間が広い『ハイルーフタイプ』も出ているので、そこまでのデメリットではなくなってきました。

軽自動車と同程度の車体価格と維持費で所有する事が出来るので人気が高まっています。その分、中古に出回る事も多く更に手頃な値段で購入する事も可能です。

快適な走行を楽しみたい人向けの車種

SUV(クロカン)

代表的な車種
  • エクストレイル(日産)
  • ヴァンガード(トヨタ)
  • イグニス(スズキ)
メリット デメリット
  • 車高が高いため視線も高い
  • 4WD(4輪駆動)で安定した走行が可能
  • 砂利道や段差が多い道が得意
  • パワーがあるので加速力が高い
  • 見た目がかっこよく高級感に溢れる
  • 車体価格が高め
  • 舗装路(オンロード)での安定性に不安
  • 車体が重いので燃費が悪い
  • 立体駐車場などに停められない

SUVとは、『スポーツ・ユーティリティ・ビーグル【Sport Utility Vehicle】』を頭文字で略したもので、訳すとスポーツ用多目的車になります。

悪路(オフロード)や雪道を走る事を目的として作られたオフロード車をベースとしているので、車高が高くタイヤは通常より大きめです。そのため、自然に視線も高くなり見晴らしも良く運転しやすい利点があります。

4WD(4輪駆動)でどんな道でも安定した走りが出来、エンジンの排気量が大きいので加速力も充分に体感出来るでしょう。見た目もオシャレでかっこいいものが多く、特に男性に人気の車種になります。

昔のSUVはオフロード走行を前提に作られていたので、オンロードでの操作性や快適性は悪く、そこまで人気がありませんでした。

しかし、オンロードでの走行を目的としたSUVモデル『都会派SUV』が開発されてからは操作性が格段と上がり、普段でも乗る人が増えていきました。

更に、車体がコンパクトになって運転しやすくなった『コンパクトSUV』や、他の車種とSUVを融合した『SUVクロスオーバーモデル』なども開発され、幅広い人に人気が出ています。

もちろん、オフロードでの運転機能は失われていないのでアウトドアなどにも最適な車種ですね。

セダン

代表的な車種
  • クラウン(トヨタ)
  • カローラアクシオ(トヨタ)
  • シルフィ(日産)
メリット デメリット
  • 昔からある安心感
  • 安定した走行性能
  • 価格から車体まで幅広いラインナップ
  • 遮音性に優れている
  • 良くも悪くもベーシック
  • 天井が低い
  • 荷物を余り多く積めない
  • 車体価格が高い

「車と言えば?」と聞かれたら誰もが思い浮かべるのがセダンでしょう。今ほど車種が多くない時代から乗用車の代表として愛されています。

最もベーシックな形状で、エンジン・室内空間・トランクルームに分かれており、4枚ドアで構成されています。

非常に安定性の高い走行が可能で、室内空間も上品なものが多い事から老若男女問わず人気です。足元スペースなども広々としており、長旅でもゆっくりと休めるのは嬉しいですよね。

低重心のため、横風の影響を受けにくくカーブにも強いので運転初心者から老人まで心強いパートナーとして乗車出来るでしょう。

しかし、トランクルームには大きな荷物を入れる事が出来ません。家族4人でよくアウトドアに行く家族には余り向いてないかもしれませんね。

ミドルサイズハッチバック

代表的な車種
  • インプレッサスポーツ(スバル)
  • アクセラ(マツダ)
  • カローラルミオン(トヨタ)
メリット デメリット
  • 荷室が確保されてるので実用性が高い
  • 基本的に走行性能が高い
  • 乗り心地も良いものが多い
  • スポーティーなモデルが多い
  • 車種によっては余り荷物が積めない
  • 大人数は乗れない
  • 国内より海外市場がターゲット

ミドルサイズハッチバックは、独立した荷室を利用するのではなく、後部に上下開くハッチを設置する事で、室内空間と荷室を同時に確保しています。

しかし、最近のミドルサイズハッチバックは、荷室よりも室内空間の方を広くするよう設計されているので、大きな荷物を積めるには向きません。

基本的な走行性能は高基準で、乗り心地も良い事から運転が好きな人に好まれる傾向があります。

スポーティーなデザインの車種も多くあり、外見のかっこよさから選ばれる事も多いです。

スポーツクーペ

代表的な車種
  • ロードスター(マツダ)
  • GT-R(日産)
  • TTロードスター(アウディ)
メリット デメリット
  • 走行性能は非常に高い
  • オープンカーなど解放感を楽しめる
  • 見た目がかっこいい
  • 車体価格が高い
  • 乗車人数が少ない(基本2人まで)
  • 室内空間が小さい
  • 荷物をほとんど置けない
  • パーツの関係上、修理にはお金も時間も掛かる

一般的に聞く『スポーツカー』と思って大丈夫です。クーペとは『2ドア2シーター』の事を指します(※現在は4ドアクーペもあります)

ボディ形状は非常にスタイリッシュでスポーティーです。空気抵抗を少なくするために、室内空間も出来るだけ小さくし、車高も低めになっています。

走行性能は抜群に高く、小回りからパワーまで満足いく事でしょう。視線も低いので迫力のある走行も可能です。屋根がないオープンカーの車種もあります。

しかし、室内空間は非常に小さいのでスペック的に4人乗りが可能だったとしても、後ろ席にギリギリ入る程度で快適感は一切ありません。

そもそもが走り重視の設計なので、2人乗り以外は推奨されていないのです。それと同時に荷物もほとんど乗せる事が出来ません。走る事が第一なので旅行には余り向かないですね。

総じて『運転を楽しむ事を追求している』ので、走行性能はハイクラスだが、それ以外はオマケ程度と考えましょう。非常に趣味性の高い車です。

燃費を気にする人向けの車種

CEV(クリーンエネルギー自動車)

代表的な車種
  • プリウス(トヨタ)
  • フィットハイブリット(ホンダ)
  • リーフ(日産)
メリット デメリット
  • 燃費が抜群に良い
  • 走行音やエンジン音が静か
  • CEV補助金を受け取れる
  • 環境に良い
  • 車体価格が高め
  • SUVやミニバンタイプのCEVは燃費に不安アリ
  • 車種によっては充電の必要がある

CEVとは、「CLEAN・ENERGY・VEHICLE」の頭文字を取ったもので、所謂エコカーの事を指します。CEVは「CO2を排出しない・排出量を抑える」事を目的としています。

CEVにはいくつかの種類に分類されます。
  • 100%電気の力で走行するのでCO2を一切排出しない『EV(電気自動車)』
  • 電気自動車とハイブリッド車の長所を掛け合わせた『PHV(プラグインハイブリッド)』
  • 空気中にある酸素と水素を使って電気を発生させて走行させる『FCV(燃料電池自動車)』
  • 軽油で走行するのでCO2排出量を抑えられる『CDV(クリーンディーゼル自動車)』

などです。

CEVを新車で購入した際には『CEV補助金(車種やグレードによって変化)』というものが購入者に交付される特典もあります。

走行性能も悪くなく、音や排気ガスがほとんど出ないので小さい子供を持つ親にも人気が出ています。

しかし、こういった新技術で燃費も良くなり経済的にも大きく貢献しますが、そもそもの車体価格が高いので購入には慎重にならないといけません。

まとめ

車種を考える上でのポイント
  • 車種ごとの特徴やメリット・デメリットを理解する
  • 『家族持ちはワゴンが良い』などの先入観に囚われない
  • 全て理解した上で自分に合った車種を選択する