N-WGNで車中泊は可能なのでしょうか。
結論から言うと『車中泊は可能です』
またシートアレンジから室内空間の広さに驚愕しました。
軽自動車ブームの火付け役となった「N」シリーズのひとつ。
N-WGNの車中泊について紹介していきます。
新しい形のバンとなった「N-VAN」などホンダが力の入れている「N」シリーズ。
「N」シリーズでも走りや機能性を意識したN-WGN。
実は2019年07月にモデルチェンジを迎えました。
そんなN-WGNを今回は車中泊が可能か見てみましょう。
- 室内空間
- フルフラットさ
- シートアレンジ
- 車中泊用マット
今回は上記の4点にフォーカスを当てました。
早速室内空間から見ていきましょう。
N-WGNの室内は広くて居住性が高い!大柄な人でも大丈夫!
「N」シリーズだとN-BOXやN-VANが注目されがちです。
しかしN-WGNもメーカーのこだわりがあることが分かります。
筆者も「車中泊にN-WGNは微妙だろうな」と思っていました。
詳しく調べると車中泊も楽しめる機能があったので、合わせて紹介します。
N-BOXがスライドドアを搭載した室内重視の作りということ。
その結果N-WGNの室内空間の話はあまり出てきません。
そんなN-WGNの室内空間を紹介します。
Nシリーズは軽自動車の中でも高額ですが、軽自動車とは思えない造りで若者を中心に人気。
軽自動車なので維持費がお手頃なのも、若者に人気の理由といわれています。
人気もあって、Nシリーズはホンダの主力商品になりました。
今回紹介するN-WGNの室内は居住性が高い造りが売りです。
小物入れは決して多いとは言えませんが、使い勝手のいい小物入れが準備されています。
女性だけではなく男性も日常的に使いやすい収納力。
運転席も体格問わず運転しやすい造りなので、男女問わずのターゲットなのが伺えます。
「大柄な人にゆったりと、小柄な人でもかかとを床につけやすく」を意識して作られています。
老若男女問わず乗れるのは嬉しいですね。
身体に合わせてシートを調整できるので、運転の際の安全性も向上します。
新型は全タイプに「ホンダセンシング」を標準装備しており、より安全にドライブを楽しめます。
安全性が高まっているので長距離ドライブもストレスが少なく運転可能。
「N」シリーズは後部座席の広さも売りのひとつで、後部座席の足元も広々です。
車中泊だけではなく、複数人のドライブも楽しめますね。
後部座席は前席よりも少し高く設計されており、後部座席の圧迫感が軽減されています。
小物入れの多さは普段使いに限らず、車中泊でも重宝するので、車中泊の時も大変便利。
運転の負担も軽減される工夫もされているので、遠出も安心です。
居住性が良いだけではなく、車中泊にも向いている室内空間と言えます。
N-WGNの『フルフラット』は車中泊は可能!
車中泊と言って多くの人がイメージするのが「シートを格納してフルフラットにする」という方法です。
筆者もおすすめする方法で、寝室が広く取れるので圧迫感を感じづらく、しっかりと疲れを取ることができます。
それではN-WGNのフルフラットさはどうなのでしょうか。
結論からいうと、車中泊は可能な作りです。
後部座席を倒してラゲッジルームを広げる方法だと車中泊するには狭すぎます。
新型に関してはラゲッジルームが2段式になっています。
そのためフルフラットさは増しますが、耐荷重の面で心配です。
しかし、前席のヘッドレストをはずして後部座席方向にリクライニング。
するとなんと成人も睡眠のとれるほどのスペースが確保できます。
座面を上にしているので柔らかさもあり、睡眠に最適です。
モデルチェンジ前には、ダニや花粉のアレルゲンの活動を抑制するシートの装備もありました。
そのためハウスダストアレルギーや花粉症の人も安心して車中泊ができます。
シートを保護するためにも、シートマットを使うことをお勧めします。
寝心地の良さも向上するので常備をしても不便しません。
広さとしては成人男性2人だと少々窮屈に感じる程度。
夫婦やカップルでの車中泊には調度いい広さ。
フルフラットさも車中泊で重宝する性能で使い勝手は申し分ないです。
N-WGNの車中泊でのシートアレンジの豊富さはトップクラス!
車中泊だけではなくキャンプやアクティビティといった遊びに使えるか気になりますよね。
N-WGNのシートアレンジを見てみましょう。
シートレイアウトの豊富さは軽自動車の中でもトップクラスです。
フルフラットにして車中泊しようの他に、後部座席の座面を跳ね上げることもできます。
座面に置きたくない靴や、スノーボードなどの長物を置くことができます。
雨の時には後部座席で靴を履き替えることも簡単です。
荷台の簡単な仕切りにもなるので、滑ってしまうようなものを積むときにも重宝します。
もちろん後部座席は分割でレイアウト出来るので、場面に合ったレイアウトも可能です。
軽自動車では遠出は難しい時代は終わりましたね。
車中泊に限らず、少人数で有れば難なく遊びに行けます。
さらにはラゲッジルームを2段にすることができ、デッドスペースを減らすことも可能。
長い荷物も2段目に置いて、下に別の荷物を置くことも可能です。
2段にして、下段に見られたくない物や貴重品を置けば車上荒らし防止もできます。
ホンダは床を低くするための特許技術を持っているので、ラゲッジルームの床も低いです。
床が低いので荷物の積み下ろしがしやすく、女性が一人で買い物に行っても積み下ろしが楽々。
乗り降りも楽なので、お子さんやお年寄りがいる家庭にうれしいですね。
N-WGNのおすすめ車中泊専用マットを紹介!
車中泊の際に必須といっても過言ではない「車中泊用マット」を見てみましょう。
車中泊専用マットとは睡眠を取る際に下に敷き、睡眠の質の向上とクルマのシート保護を計るものです。
段差等を軽減することもでき、車中泊の必需品といえます。
N-WGNは完全なフラットまでとはいきません。
走りを意識した軽自動車の中でも広い睡眠スペースを確保可能。
車中泊専用マットがあれば、車中泊では言う事なしです。
そんな車中泊専用マットですが、ホンダ純正の専用品は出ていませんでした。
純正でなければいくつかネットで専用品がありますね。
筆者のおすすめは、キャンプなどに使われる「テントインナーマット」です。
幅広い価格帯があり、小さく折り畳める物もあるので、クルマの中に常備出来ます。
長距離ドライブや夜通しの運転の時に、ちょっとした駐車場でしっかり睡眠可能です。
また、ネットショップで売っている専用品を購入すればぴったりと収まります。
よってスタイリッシュに車中泊したい人には専用品がぴったり。
デザインや材質などの選択肢はインナーマットが豊富。
自分の好みに合わせた物が欲しい方にはキャンプ用がおすすめです。
注意としては、クルマの内寸をしっかり確認してから購入しましょう。
最後にまとめです。
N-WGNの車中泊情報まとめ
N-WGNは車中泊も可能な軽自動ということが分かりましたね。
今回はN-WGNを車中泊視点で紹介しましたが、N-WGNには他にも魅力が盛りだくさんです。
新型はデザインが一新されており、より近代的になりました。
外装は男女問わず乗れ、内装もよりシックに、大型ナビも装備可能です。
流石はホンダが力を入れている軽のシリーズ。
軽自動車の購入を検討している人は候補のひとつにしても後悔しません。
他の軽自動車と比べても良いところの詰まった、普段使いのできる選択になります。
多くのホンダディーラーで見ることができるので、ぜひ実際に見て触って体感してください。
他のNシリーズを乗ったことがある人も絶賛するのが分かりますよ。