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車検が切れそう!切れてしまった!そんな時はどうする?

本記事では車検が切れそう、または車検が切れてしまったときの対処法を解説していきます。

また「車検切れの車も車検を受けられる?」「車検切れで運転すると法律違反?」などの疑問にもお答えしています。ぜひ最後までお読みください。

車検が切れてしまったときの対処法

普段から頻繁に車に乗っている方なら、車検を忘れてしまうことは少ないでしょう。しかし、たまに乗る、いざという時のためだけにクルマを所有している方からすれば、ついうっかり忘れてしまった…!なんてことも考えられますよね。

車検切れの車では公道を走ることができないので、気が付いたときに真っ青になってしまう方もおられるでしょう。

車検切れの車は廃車にするしかないのか?と聞かれれば実はそんなことはありません。ここではまず、車検が切れてしまった車にはどのような対処法があるのかを見ていきましょう。

車検切れの車でも、車検を受けることは可能

愛車の車検切れに気が付いてしまったときは、どのような対処法があるのでしょうか?

実は車検切れの車でも、改めて車検を受けることは可能です。

車検切れの車は公道を走れないことから、切れてしまった後はもう廃車にするしかない。このような考えを持っている方も一定数おられますが、そこまで厳しくないんですよ。

では車検切れの車には、どのような対処法があるのかといえば以下の通り。

車検が切れてしまったときの対処法
  • 仮ナンバーの発行
  • レッカー車で運搬
  • 車検業者に依頼

それぞれの方法について、ここから少し詳しくご紹介していきます。

仮ナンバーの発行

まず最初に考えられる対処法には、「仮ナンバーの発行」を挙げることができます。

普段車を運転しているときに、ナンバープレートに赤い斜線が入った車を見たことはありませんか?この赤い斜線が入ったナンバープレートが仮ナンバーと呼ばれるもの。

仮ナンバーとは、車検切れの車に一定の条件下の元、最長5日間公道を走らせる許可を与えてくれるものです。申請は各市町村役場で申し込めばOK。申請書や申請書の書き方を丁寧に説明してくれますよ。

申請の際には手数料として、600円前後の料金がかかります。この料金は各自治体によって変わってくるので、事前に聞いておくのもおすすめですね。

また、仮ナンバーを申請する際の注意点は、「自賠責保険」の期限が切れていないかどうか。公道を走る以上は自賠責保険の加入が必須です。車検切れの場合、自賠責保険も切れていることが多いので、事前に期限の確認をしておきましょう。

別途自賠責保険だけ先に更新しておくこともできるので、他の方法と比べながら検討してみてくださいね。

レッカー車を使って運ぶ

次いで考えられるのがレッカー車で運ぶやり方です。自走できないのなら運んでもらえばいい、こんな考えた方ですね。

レッカー車は実は普通免許で運転できる車なので、自信があるようなら自分で運転して車検場へ運ぶことも可能です。

かかるコストは業者によって異なりますが、運搬もお願いした場合は10,000円~20.000円ほどとみておきましょう。

車検業者に依頼する

最も手間がかからないのが車検業者に運搬ごとお願いする方法です。車検切れであることを相談すれば、業者が所持している積載車(ローダー)やレッカー車で車検場まで運搬してくれますよ。

そのまま車検もお願いできるので、自分で動く時間が取れない方におすすめの方法ですね。昨今では基本的に、運搬費用は無料とされていることが多いので、コスト面でもお得な方法といえるでしょう。

ただし運搬費用無料と謳っておきながら、車検費用に運搬費用を上乗せして請求してくる業者も存在します。業者選びの際には慎重になる必要がありますよ。

車検切れで運転すると法律違反?

車検が切れてしまった車でも、バレなければ自走させて車検場まで持って行けばいい。なんて考えたことはありませんか?

車検自体、複数年に1回必要な物でありながら、車検に関してあまり知識を持っていない方が多いことも現実です。車検が切れた車で公道を走ってしまうと、どうなってしまうのか?ここをあまり知らない方も多いですよね。

実は車検切れの車で公道を走らせることは立派な法律違反です。ここからは車に乗る以上は、義務として把握しておくべき点を見ていきましょう。

懲役、罰金などの罰則も

実際問題車検切れの車に乗ったからといって、直ちに車が故障してしまうなんて物理的なリスクは考えられません。

だからこそ車検切れの車でもバレなければOK、なんて考え方が出てきてしまうのでしょう。しかし、車を運転することは自分だけの責任で済ませられるものではありません。

走る棺桶。なんて言葉もあるように車は便利な反面、扱い方を誤れば非常に危険な面も存在します。日頃のメンテナンスだけではなく、定期的な検査もしっかり受けたうえで安全面に考慮しなければいけない物ですよね。

実際、車検切れの車に乗っていた事が発覚した場合、懲役・罰金などの罰則も設けられています。

車検を受ける費用をケチったとしても、バレてしまったときのリスクを考えてみれば決して割に合うものではありません。もしも、走行中に車検切れに気が付いたときには、速やかに運転を中止して警察、車検業者に連絡をしましょう。

事故を起こした場合のリスクが怖い

車のメンテナンス面からも車検切れは怖いものです。しかしもう一つのリスクとして、車検切れの車はほぼ確実に「自賠責保険も切れている」点が怖いといえます。

自賠責保険は、車を所持している方が必ず入らなければいけない必須の保険。補償範囲も基本的に、対人で事故を起こしてしまった際の相手側の補償になっています。

このことからわかるように、車検切れの車で対人の事故を起こしてしまった場合、莫大な補償金を自身だけで支払う必要が出てきます。もちろん事故を起こさなければそれが一番ですよね。

しかし事故を絶対に起こさない、と保証することもできません。もしもの時のためにかけている保険、切れているときにわざわざ運転をしないで済むように気を付けましょう。

車検切れの車でも自動車税はかかる

うっかり忘れて車検切れになってしまった。しかし乗らなければ乗らないで別にいい、なんて方もおられますよね。

2台目がある、そもそも普段から頻繁に車に乗るわけではないなど。

しかしこのような場合でも、車検切れの車をそのままほうっておくことはおすすめできません。何故なら、車検が切れた車であっても「自動車税」は毎年かかってしまうのです。

いざという時のために車を持っている方なら、普段は乗らなくても自動車税を払うことに異存はないでしょう。しかし、乗れない車に毎年自動車税を払うのはもったいないですよね。

そもそも自動車税は、4月1日時点でその車の名義を持っている方に、自動的に支払い義務が発生します。

車検が切れた車の場合、それだけでは自動車税は免除されないのです。別途手続きを行うか、いつでも乗れるよう改めて車検を受けておきましょう。

車検を受ける以外の対処法

ここまで車検切れの車に対する車検の受け方。そして車検切れの車を走らせるリスクなど紹介してきました。

しかし車検が切れてしまった、切れそうな車は、買い替えのいい機会であるともいえますよね。ここからは車検切れの車に対する、車検を受ける方法以外の対処法を見ていきましょう。

中古車買取業者に買い取ってもらう

車検が切れてしまった、切れそう!と気づいたとき、無理に車検を受けなおさなくても車を買い取ってもらう。こんな対処法もアリでしょう。

特にそろそろ買い替えの時期だと思えるのなら、車検を機に買い取ってもらって、新車購入の資金に充てるのも賢い選択だと感じます。ただ、車検切れの車になると、査定に響くのではないかと心配になってしまいますよね。

しかし、この点も心配する必要はないのです。

実は車の買取に際して、車検の残り期間はほぼ関係ありません。車検の残り期間で査定に考慮されるのは、1年半以上の期間が残っている場合だけ。

しかもプラスになる査定額も、車検を受ける費用に比べれば微々たるものです。特に車検の費用をもったいないと感じてしまうのなら、買い取ってもらう方法が一番ベストだともいえるでしょう。

この際に一括査定サイトを使えば、思わぬ高額買取も可能なのでおすすめですよ。

廃車手続きを行う

一応車を持っていたけれど、別に車がなくても生活に不便は感じない。または、今すぐに車が運転できなくても困らないけれど、車そのものは残しておきたい。

このような方は、廃車手続きを行ってみましょう。

特に車そのものは残しておきたいと考えるのなら、「一時抹消登録」がおすすめ。自動車税の納付義務も一時的に停止することができるので、いらぬ出費を抑えることもできますよ。

手続きは陸運局で行うので、事前に必要書類なども確認してみてくださいね。

車検が切れてしまったときの対処法まとめ

今回は車検が切れてしまったときの対処法など見てきました。

車検が切れたときの対処法
  • 仮ナンバーを取得する
  • レッカー車で車検場へ運ぶ
  • 車検業者にお任せする
  • 車検切れの車で公道を走るのは法律違反
  • 買取業者に買い取ってもらうのも手
  • 廃車手続きをする方法も

以上のようになりました。

ついうっかり!で車検切れに気が付いたときには、どうすればいいのかと不安に感じてしまうものでしょう。

しかし車検が切れてしまったとしても、改めて車検を受けることは可能です。また、車検を受ける以外にもさまざまな対処法があるので、慌てず自分に合った方法をチョイスしていきましょう。

一番怖いのは、車検が切れていても平気だと公道を走らせてしまうこと。

車の運転は自分だけで責任が取れることばかりではありません。便利な車をきちんと使い続けられるよう、ルールにのっとって活用していきましょう。